ベトナム営業代行が失敗する理由 <第三話>

海外営業代行に「期待してはいけないこと」
― 期待値を間違えると、誰も幸せにならない ―
営業代行が失敗したと言われる案件の多くは、「期待値のズレ」から始まっています。
これは、営業代行会社だけの問題ではありません。
依頼側・受ける側の双方が、役割を誤解している状態です。
期待してはいけないこと①
「営業代行が勝手に売ってくれる」
価格・条件・リスクを決めるのは、依頼側です。
営業代行は、判断の場を作る存在であって、判断そのものを代行する存在ではありません。
期待してはいけないこと②
「成果=必ず契約が取れること」
初期フェーズで本当に価値があるのは、
- 興味はあるのか
- どこで条件が合わないのか
- なぜ止まるのか
という情報です。
これが取れていない状態で契約だけを追うと、判断を誤ります。
期待してはいけないこと③
「丸投げすれば、うまくいく」
丸投げされた案件ほど、判断が遅れ、責任が曖昧になり、結果として止まります。
営業代行が機能するのは、依頼側が決断する覚悟を持っている場合だけです。
私たちが営業代行に求めている役割
私たちは今、営業代行をこう定義しています。
売るための代行ではなく、判断するための材料を集める存在
この役割を理解した上で使えば、営業代行は失敗を減らす強力な手段になります。
シリーズまとめ
- 営業代行は万能ではない
- 失敗の多くは、設計段階で決まっている
- 責任は「誰か」ではなく「構造」にある
- そしてその構造を設計する責任は、依頼側と受託側の双方にある
私たちは今、うまくいかない設計の案件は引き受けないという選択をしています。
それが、短期的な売上よりも、長期的な信頼を優先するという判断だからです。
最後に
売れなかったことよりも、やめどきを決められなかったことが、海外営業では一番の失敗です。
「営業代行を使うなら、まず“判断設計”から」
ベトナム営業で一番危険なのは、「売れないこと」ではありません。
“やめどきを決められず、コストだけが増えること”です。
NKCの提供する「90日市場検証」は、営業代行を“売る道具”にしません。
現地の反応を回収し、条件のズレを構造化し、続ける/変える/やめるを判断できる材料を揃えます。
※売上保証ではありません。代わりに、判断の精度を上げます。


