ベトナム EC代行販売サービス・テストマーケティング

こんなお客様におすすめ

✅ ベトナムの越境EC販売に興味がある

✅ まずはオンラインだけで販売を始めてみたい。

✅ 面倒な顧客対応、発送業務、現金回収やマーケティングをお任せしたい。


近年、ベトナムのEコマース(電子商取引)市場は非常に盛り上がりを見せています。ベトナムのEC売上高は2019年には100億USD(約1兆0700億円)の規模に達しており、2030年までには430億USD(約4兆6000億円)に達する見込みと言われています。(ベトナム電子商取引協会 VECOM)

特にコロナ渦の厳しい社会隔離の中で、オンラインによる商品購入のニーズは急増し、それは現在も続いています。2020年のEC業界のレポートによると、新型コロナウイルス感染対策の社会的隔離措置の期間中にECサイトでの買い物に慣れたベトナム人消費者の58%が、今後もオンラインを利用しているという状況です。

以前は現金主義だったベトナム人消費者ですが、最近ではデビットカードを使用する人が増えた事や、MOMOやZALO PAY、Vi VNPAYといった電子決済も急速に普及している事も、オンライン販売が発展する大きな要因となっています。

ベトナム越境ECについて

近年、Shoptifyや多言語対応のEC販売プラットフォームなどを使った越境ECに関心が高まっていますが、ベトナムでの越境ECについてのお問合せを頂く事が増えてきております。

ベトナムでもShopee(ショッピー)やLazada(ラザダ)、Tiki(ティキ)といったECモールが商品販売に活用されており、それらのプラットフォームに商品を登録し販売するのも可能です。最近では、ベトナムで人気のライブコマースに上手くマッチしたTiktok Storeも非常に盛り上がりを見せており、最近ではLazadaを超えるまでに成長しています。

しかし、ECモールを利用する人々としては若年層や中間所得者層が多く、既に認知している商品をなるべく安くで買えないか検索して利用する場合がほとんどです。もちろん、ベトナムで知名度があるブランドや商品であれば、ECでも販売できる可能性はあるのですが、まだ無名の商品をオンラインのみで販売するのは非常に困難です。

さらに、ベトナムでは決済方法が限定的な理由や、税関や配送料などの問題もあり、ベトナム向けの越境ECは非常に困難であるとも言われています。

日本では一般的な価格帯の商品であっても、ベトナムにおいては高価格帯、高級輸入商品の分類として扱われ、ベトナム国内だけでなく、韓国や中国メーカー等の比較的安価な商品との価格競争に晒されてしまいます。また、日本メーカーの場合、景品表示法などの観点から商品について表現が曖昧になり、ベトナム人消費者に対し、十分に商品の良さが伝わり切れないという弱点もあります。

基本的にベトナムでも、生活必需品は日本と同じように比較的容易に手に入ります。ベトナム製や中国製の商品ですと、価格も日本製と比べて半額以下で、中には日本クオリティを謳っていたり、見た目もほとんど変わらないものがネットでも沢山売られています。

しかし、真の日本製品のクオリティの高さや斬新なアイディアについては、それらとは全く異なるものです。また、ベトナム人も本当の日本の商品であるか、よく吟味したうえで購入したいと思っている人も多いです。ですから、商品の価値をしっかりと納得してもらう事が出来さえすれば、所得にゆとりのある富裕層を中心に多少価格が高くても選んで貰える可能性は十分にあります。

しかし、その為には単に商品棚に並べたり、ECモールに出品するだけではなく、動画やSNS、メディアなどを通して、真の価値を消費者に理解してもらえるようにマーケティングに力を入れる必要があります。

日本とは異なるベトナム独特のEC販売方法

ベトナムはオンライン販売用のプラットフォームとしてSNSが活用されており、ウェブ販売を中心とした日本の方法とは一線を画しています。

例えば、ベトナムにもショッピングカート付きのオンラインショップページも存在していますが、カートが上手く機能していない事も珍しくありません。ベトナム人はショッピングカートで購入を完結させるのではなく、メッセンジャーやZaloといったSNSで、店員と直接コミュニケーションを取りながら購入する事を好みます。

中には、ウェブサイトを持たずにFACEBOOKなどのSNSのみで販売を行っているショップも少なくありません。ベトナムでは販売自体はSNSで、そこでは伝えきれない情報や信頼性、ブランドのイメージを伝える目的でウェブを用意する事が一般的です。

また、ベトナム人達の間では個人のSNSを使ったアフェリエイト・マーケティングも盛んで、企業だけでなく、個人での副業レベルでもSNSで商品販売などをしています。化粧品や食品、雑貨のみならず、実習生の送り出しや不動産などの高額商材などに関しても、SNSのアフェリエイトを使って情報発信、売買されている様子を目にします。

日本の商材については安全性や信頼という部分が、特にベトナム人消費者にとって支持される最も重要な部分であり、価格帯が多少高くても信頼している人からの口コミや紹介で認知されると、興味を持ってもらいやすく、購入に繋がりやすくなります。そのような意味においても、日本商材とベトナムのアフェリエイト販売は非常に相性が良いのです。

このように、ECを使ったマーケティング手法が日本と大きく異なる事から、ベトナムのEC販売を実現するためには、現地の商習慣に即した方法でマーケティングを行う必要があると言えます。

ベトナム現地でのEC代行販売サービス・テストマーケティング

NKCベトナムは主に営業代行による現地ディストリビューターや販売代理店などの販売パートナー開拓をご支援しております。

しかし、いきなり現地企業と取引をする事に不安を感じられたり、まずはECのみでベトナムでの販売にチャレンジしてみたいというメーカー様のご要望に応じて、独自の現地EC販売チャネルを使った代行販売とテストマーケティングをご提供しております。

① オンラインショップ E-MONO JAPANでの代行販売

② ホーチミン市内にある体験型店舗でのサンプル展示

③ 提携代理店および販売員による実店舗販売とアフェリエイトで認知拡大、全国販売展開

取り扱い商品一例:化粧品、雑貨、健康食品、健康グッズなど

ベトナムEC代行販売の流れ

E-Mono Japanは弊社の現地パートナーの運営する店舗ですが、ベトナムで最も利用されているECモール『SHOPEE』『LAZADA』、さらにFacebookでも日本商品についての情報発信をし、オンラインでのB2C代行販売を行っています。

更に、ホーチミン市内に体験型店舗を設け、取り扱いに興味を持つ代理店担当者や、購入に関心を持たれるお客様が実物を見たり、サンプル品を試す事が出来るようにしています。弊社スタッフが商材について丁寧なご説明をする事で、商材に対する関心を高めます。

また、こちらのサービスの最大の特徴としては、自店での販売のみならず、ベトナムの北部・中部・南部の様々な地区にいる提携代理店や販売員を通じて商品の情報拡散が出来、アフェリエイトによる販売活動にまで繋げる事が出来る事です。

実際にベトナムで販売をしてみて、消費者や取り扱う代理店などの意見を収集する事で、テスト・マーケティングとして情報を役立てる事が可能になります。

それらの結果を元に、今後新たに自社で拠点を設けてベトナム展開を進められるか、あるいは現地の販売パートナーを探すなど、次のステップを考慮する事が出来るでしょう。

EC代行販売・テストマーケティングサービスのご利用について

こちらのサービスは商品の買取ではなく、基本的には小ロットをベトナムのE-Mono Japan専用倉庫へお預け頂くか、あるいはサンプル品のみをご提供頂き、注文ごとに日本から商品をご発送頂く形となります。商品の売れ筋具合を見て、お送り頂く商品の量を調整して頂きます。(日本からの注文ごとに個別に発送頂く場合は、配送に多くの日数を要したり、送料や関税も高くつく可能性がある為、なるべく事前に小ロットをまとめてお預け頂く方をお勧め致します)

オンラインで販売するための商品の紹介用バナーや商品情報については、頂いた情報を元にベトナム語でこちらで作成致します。また、現地での顧客対応や発送業務、まだ各代理店への情報提供や配送、売上金回収もこちらで対応致しますので、基本的に現地の倉庫へ商品をお送り頂くだけで、ベトナムでのEC販売が実現可能となります。売上金は月毎に集計し、販売手数料を差し引いて日本の銀行口座よりお支払い致します。

※ 代行販売を開始する前に、取り扱い商品についての審査をさせて頂きます。ベトナムの法律に触れる可能性のある商品、あるいは弊社の販売チャネルに沿っていない商品については、取り扱いをお断りさせて頂く場合が御座います。

※ アフェリエイト形式を採用しているため、代理店や販売員に対する十分な販売手数料を支払える商材のみお取り扱いをさせて頂けます。

※ 化粧品や健康食品など輸入販売を行う為には、ベトナム保健省への商品登録、また特別なライセンスなどが必要な品目も御座います。通常手続きには3カ月~半年程度時間が掛かります。保健省の代行登録についてもご相談下さい。

認知アップの為のマーケティング施策

ベトナムで日本の商材を販売する為には、商品を単に現地へ持ち込むだけではなく、しっかりとした説明やブランディングが必要になります。各代理店や販売員が進んで取り扱いをし、販売促進をする為にも、マーケティングツールの準備は非常に大切です。

そこで、認知アップの為のマーケティングツール開発のお手伝いも致します。

① 動画制作

② インフルエンサー(KOL)

③ 現地向けメディアへの掲載

④ 独自ウェブサイト、SNSの開設と広告運用

上記のサービスについては、弊社提携の専門エージェントを通じて、弊社のテストマーケティングと連携しながら実施していきます。

ベトナム一般家庭の所得が年々向上している中で、今後ベトナム人消費者から日本の商材を選んでもらうためには、市場での露出や認知向上がどうしても必要です。

今からベトナムでのマーケティングを始めておけば、間もなく日本の人口を追い抜こうとしているベトナム人消費者の巨大なマーケットで、今後選ばれ続ける商品としてシェアを獲得する事も夢ではないかもしれません。

詳しいサービスの内容や費用感については、直接お問合せ下さい。


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NK Consulting Vietnam Co.,Ltd

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